会社情報
Bank Mandiri Persero Tbk PT (BMRI) Investor Relations
- Yahoo finance: なし
- 配当金情報: Bank Mandiri Persero 株式配当 - Investing.com
- 配当は毎年3~5月頃に一度だけある、配当利回りはおよそ3%前後
- 資料
バンク・マンディリ(Bank Mandiri Tbk PT)は、インドネシアを拠点とする銀行。2021年春時点では総資産でインドネシア最大の銀行。以下の記事によると
国営銀行バンク・ラクヤット・インドネシア(BRI)を抜き、国内の銀行で最大となった。
とあるが、なぜ逆転が発生したかは確認したい。インドネシアでは
- ①Bank Rakyat Indonesia
- ②Bank Negara Indonesia
- ③Bank Mandiri
- ④Bank Central Asia
が特に有力な銀行となっていて、これらの銀行はすべてモバイルバンキングに対応している。
IRのプレゼンテーションは英語だが、ウェブサイトはインドネシア語なので翻訳しながら資料を探す必要がある。IR資料によると、この銀行の規模を把握するには2021年末時点での銀行業との比較は以下のグラフが参考になる。ATM・支店数ともに多く、費用収益比率は最小となっている。
銀行の貸し出しポートフォリオが載っていた(これがどう銀行の収支につながるかはまだよく理解していないですが...)。パーム農園・インフラ・食料飲料関係に多く貸し出しをしている様子。
銀行部門全体の純金利収益は増加しているが、2016年以降は純金利マージンが縮小するなど、銀行間の競争は激しくなっている。このような中、財務余力がある大手銀行が買収等を通じてスケールメリットの発現を図る可能性は少なくないため、インドネシアの銀行セクターの再編は今後も続くと思われる。(出典:Daiwa Institute of Research Ltd.)
関連情報
チャート
以下の図は『BMRI | Bank Mandiri Persero Tbk PT 株式-Investing.com』より引用。総収入は線形で増加している。純利益が伸びていないのが少し気になるものの、2020年はパンデミックの影響であることを考えると2016年以降は純利益も順調に増加しているとも解釈できる?
カレンダー
2022/07(2022/2Q決算)
https://bankmandiri.co.id/web/ir/quarterly-financialsから確認できる。 あまり馴染み無いがNewspaper Formatという形で英語でも提供されている。以前も違う会社でNewspaper Formatを見たので、国によっては一般的なフォーマットなのかもしれない。2022 Q2 Analyst Meetingというページに決算発表に関連する資料があるのでこちらを参照する。以下は2Q 2022 Results Presentationの資料より引用。
ほとんどのセグメントで貸付金の伸びが加速、リテールも同様に堅調な伸びのため業績は+だという。
2022/10(2022/3Q決算)
以下は2022/10の3Q分の資料より引用。インドネシアのインフレ率とGDP成長率の予測が資料に載っており、これによるとインフレピークは2022年末~2023年、また2023年末まで安定してGDPが成長するとしている。