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WisdomTree U.S. LargeCap Dividend Fund($DLN)について調べてみる

配当金履歴:WisdomTree U.S. LargeCap Dividend Fund (DLN) Dividend History | Nasdaq

WisdomTree U.S. LargeCap Dividend Indexと呼ばれる指数に連動しており、この指数の時価総額ランキング上位300社で構成されている。このインデックスは、直近に宣言された1株当たり配当金に基づき、各構成企業が来年支払うと予測される現金配当金総額の比率をもとに企業ごとに重み付けされる。この指数は資料によると自己資本利益率(ROE)、総資産利益率(ROA)、総資産利益率、総資産キャッシュフローを主に考慮しているように読める。

WisdomTree社が提供するETFでバリュー株が中心のものにはDLNの他にDES・DONがある。DES・DONはともに小型がメインであり、金融セクターの割合が20%以上あるという特徴がある。個人的には金融セクターの割合が低いのは◎。

他ETFとの比較

wisdomtree社の提供するウェブサイトで保有銘柄などの比較ができる。

以下の画像の出典

上位10銘柄

500はSP500を指す。DHS(ウィズダムツリー米国株高配当ファンド)はトップ10で半分を占めていることがわかる。エクソン・デボンエナジーだけで10%ある。

保有銘柄の重複率

DLNとSP500は半分くらいが重複している。DHSはかなり重複率が低い。

そして、この重複率の低さはDHSが小型の銘柄を多くいれていることに起因する。DHSは「 % Weight of ETF with Market Cap 2-10 Billion」の割合が他よりも明らかに多い。

PER

DLN・DHS共にSP500よりも低く抑えられている。P/B、P/Sも低い。

セクター別保有率

DHSはUtilitiesの割合が高く、エネルギーの割合も多い。DGRWは情報技術・工業セクターの割合が高い。

年初来パフォーマンス

DHSが良いのはエネルギー系の割合が多かったからだと思われる。より長期で見ると、つねにDHSのパフォーマンスが悪い。正直どれもSP500に近いので、若干の経費率を払うかわりに毎月の配当金をもらえることを重視するか、が判断基準になりそう。

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