会社情報
SiTime(サイタイム)はSi-MEMS発振器のメーカ。そして、2021年末に手放した銘柄の一つ。SiTimeは2020年時点でSi MEMS市場で90%のシェアを持つ。他者にない技術で素晴らしい企業であるのは確かなものの、ハイパーグロースに近い扱いだと思うので金利上昇局面では持ちたくないと思ってます。参入が難しいことを考慮しても2021年末でPERが100超えているのは高すぎに思う。
※Si-MEMSについては『水晶発振器の性能を凌駕しはじめたMEMS発振器の実際 シリコンMEMS発振器の新常識』を参照
以下の記事はSiTime社マーケティング担当者へのインタビュー、5年以上前なので現在のウェアラブル端末等への採用実績は直近のIRを要参照。
Sevalia氏は、他のメーカーが撤退した理由について、「MEMS発振器は、単純に設計が難しいからだ」と説明する。「だがわれわれは、他社と違いMEMS発振器のみに焦点を当て、全てのリソースを注いだことで設計上の課題を克服し、製品化を実現した。競合に比べると、SiTimeは3~3.5年、技術面で先行している」
関連情報
関連する日本企業
SiTime公式
The Importance of Time Synchronization
チャート
出典:Stock Comparison Tool | MacroTrends
昨年までは赤字だったもの、利益率を改善しつつ黒字になった。ただし2022年はNVDAを中心に半導体に逆風となっている、利上げ観測が強まったこともあり2021年末と比較して70_%近く株価を下げた状態になっている。
カレンダー
2022/05
SiTime’s First Quarter 2022 Financial Results Conference Call
2022/08
SiTime’s Second Quarter 2022 Financial Results Conference Call | SiTime
その他
SiTimeとは直接関係ないですが面白そうな動画だったのでリンクだけ貼り付け。