2021/11~2021/12のニュース
- 供給制約は解消されていない
- インフレが加速している
- 個人消費は堅調に推移する見通し
- 当面は緩和的な金融環境が維持されることで、景気が腰折れすることはないとみられる
- リスクシナリオは、供給制約の長期化などにより高インフレが持続するケースである。この場合、FRBは金融引き締めを急がざるを得なくなり、結果的に景気をオーバーキルしてしまう可能性が高まろう
結果的にはリスクシナリオであり、パフォーマンスは以下のようになった。
パフォーマンス
年初来のセクター別のパフォーマンスをfinvizで確認してみる(6/8時点)▼
画面上部のハイテク・グロース・半導体・スーパーマーケットはマイナスが目立つ。一方、ヘルスケア・エネルギー・保険・基本資材・たばこ・一部の特定産業だけは全体的にプラスになっている。
この中で特に上昇したのは石炭と石油関係。化石燃料関係は全体的に緑色だが、ミッドストリームはこの中では相対的に一番プラスが少ない(midstreamは平均的に+30~50%、 OIL&GAS E&P大手は+70~80%)。ただ、もう上がりすぎているのでもう乗れない、次回の景気循環でまたインフレが始まる時にこのあたりの産業を意識したいです(何年後?)。廃棄物処理・水道は安定した産業だけど伸びない、従業員多い企業は人件費高騰で下がりうることも覚えておきたい。また、惰性で保有しているGOOGは18%下げた模様。 通信はVZなどほぼ横ばいのものもある。
ちなみにミッドストリームで特に悪かったのはETRN(-13%)、OKE(+13%、大手がほぼ全て25%以上なのでその半分)。ETRNは裁判関係の何かがあったらしいですが、詳細不明。何かを見て購入したくないと思った記憶だけあり。逆に一番伸びたのはSTNG(+130%)だった。
今は低いところで掴みたい銘柄のウォッチリストを作る時期だと思ってます、色々むずいですね。
過去のリセッション時の動き
The Fed - Predicting Future Recessions
仮に『米国は2023年にリセッション入り、利上げ進む中で-ドイツ銀行予想 - Bloomberg』が真実だとすると後6〜8ヶ月でリセッションになると仮定するリセッション6ヶ月前の保有銘柄の動きを確認してみる。
以下で使用するYahoo finance画像の出典:
- PBA Interactive Stock Chart | Pembina Pipeline Corporation Stock - Yahoo Finance
- Alico・KHC・VZ・WMなどの比較
2020/3付近
2009付近